ドラマ衣装を着て発表会に登場した孫儷、劉涛、馬蘇(右から)。
2015年注目の新ドラマ「羋月伝(The Legend of Miyue)」の発表会が5日に開催され、鄭暁龍監督と共に、主演を務めた女優の孫儷(スン・リー)、劉涛(リウ・タオ)、馬蘇(マー・スー)、俳優の方中信(アレックス・フォン)、黄軒(ホアン・シュアン)、高雲翔(ガオ・ユンシャン)らが登場した。予告動画も公開された。新京報が報じた。
【「宮廷の諍い女」と比較される宿命】
同ドラマは、始皇帝(紀元前259年 - 紀元前210年)の高祖母に当たる女性政治家「芈月」が、楚(-紀元前223年)の皇帝の庶出の娘から、戦国時代に覇を唱えた秦(紀元前770年-紀元前221年)の皇后へとどのように成長したのかを描いている。同ドラマは、監督、脚本家、ヒロイン(孫儷)、時代劇というテーマなどが、大ヒットドラマ「宮廷の諍い女(原題:後宮・甄嬛伝)」と全て同じで、同ドラマと比較されることは避けられない。孫儷は、「視聴者に比較されてもしょうがない。自分が演じている時も、過去の自分と比較してしまった。芈月をこだわって演じ、『宮廷の諍い女』とかぶる部分があった時には、脚本家と相談して変えた」と語った。また、宮廷の女性達が腹を探り合うような腹黒いシーンはないといい、孫儷は、「羋月の心にあるのは国と愛だけ」と笑顔で説明した。
一方、鄭監督も、「このドラマを見たら全く新しい作品であることを分かってもらえるはず」とすると、脚本家の王小平も、「『羋月伝』と『宮廷の諍い女』のストーリーは全く違う。『羋月伝』のほうが複雑。後者は小説を原作としているのに対し、前者は謎の多い歴史からストーリーを描き出さなければならず、変化に富むストーリーや登場人物が経験する大きな変化も違う。それに比べて『宮廷の諍い女』は、小さな港の中で船を進めている感じ」と説明した。
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