月の視直径が最も大きくなる、スーパームーンが地平線から昇り始めた時あるいは地平線に沈む時だ」と話した。
中秋節、多くの市民や観光客が、河北省秦皇島市北戴河の海岸でスーパームーンを観賞した。
天文学の専門家によると、今年の「スーパームーン(最も大きく最も丸い月)」を今月28日に見ることができる。折しも、前日27日の「中秋の名月」と連続する。お天気さえ良ければ、通常の満月とはランクの違う、「最高の満月」を観賞することができる。新華社が報じた。
天文教育専門家である、天津市天文学会の趙之珩理事は、「月は、満ち欠けを14回繰り返すと(約414.3日)、最も大きく、最も丸い状態、つまり『スーパームーン』となる。最近では、2012年5月6日と2013年6月23日に『スーパームーン』が観測された」と説明した。
今年の中秋節は、「月が最も真ん丸になるのは十六夜」だ。天文学的な推算によると、9月28日(旧暦8月16日)の10時51分の瞬間に、月は最も真ん丸になる。この瞬間、月は太陽の「真向い」にあり、太陽の光が全て地球に反射するため、「最も丸く」なる。また、同日10時、月は地球に最も近づくため、月の直径が最も大きく見える。
趙理事は、「実際、満月の大きさが最小であれ最大であれ、旧暦15夜の月であれ16夜の月であれ、天文機材を使わないかぎり、肉眼で15夜の月と16夜の月を見分けることは難しい。また、スーパームーンを観賞するための最高の瞬間は、月の視直径が最も大きくなる、スーパームーンが地平線から昇り始めた時あるいは地平線に沈む時だ」と話した。
中秋節の日に、多くの市民や観光客が、河北省秦皇島市北戴河北の海岸でスーパームーンを観賞した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月28日