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中国の国慶節間近 日本・韓国の観光客受け入れ能力は大丈夫?

人民網日本語版 2015年09月28日08:46

中国の中秋節(旧暦8月15日、今年は9月27日)および国慶節(建国記念日、10月1日)の連休が目前に迫っている。日本や韓国などの周辺国は、中国人に人気の海外旅行先だ。旺盛な購買力を持つ中国人観光客の到来を前に、これらの国は、▽観光地の受け入れ能力が十分か▽ショッピング中心の観光は単一的過ぎではないか▽国内の観光市場を完備すると同時に、ますます増える中国人観光客にいかに対応するべきか--など、様々な課題に直面している。環球時報が伝えた。

日本:観光客受け入れ能力の向上が待たれる

これまで長期にわたり、国別の訪日外国人旅行者数のトップは常に台湾だった。しかし今年1~7月、中国大陸部からの観光客がのべ275万5500人と、昨年の2倍以上に達し、トップに躍り出た。2位は韓国、3位は台湾だった。海外からの観光客は日本経済にプラスの影響を与えているが、急増する観光客に、日本側の受け入れ能力が追いついていないのが現状だ。

日本の一部の空港や港では、海外からの観光客は入国手続きのため1時間も列に並ばなければならない。東京や京都などの人気都市では、ホテルはどこも満室。中国の旅行会社の安いツアーでは、ホテルや交通手段すら保証されず、ショッピングのために「悪徳商店」に連れて行かれるといった事件も発生している。観光バスを運営する福岡地所によると、2014年度、博多港に寄港したクルーズ客船の乗客を乗せた観光バスは4630台と、2013年度の580台を大きく上回った。一部のバス運転手は、観光地で乗客が下車してからクルーズに戻るまでの時間、港の駐車場が一杯のため、福岡市内をぐるぐると走り続けるしかないという。

日本経済新聞は、「より多くの中国人に日本を気に入ってもらうためには、観光客の受け入れ能力をソフト・ハード面から向上する必要がある。例えば中国人観光客にも日本で車の運転ができるようにするなど、関連制度にも変革が必要」と指摘している。

韓国:観光客はショッピング目当て、リピーターが獲得できず


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