前もって計画する習慣の日本人からすると、最も難解な中国人の習慣は「突然の連絡」である。瞭望東方週刊が伝えた。
私はかつて北京のある大学で日本語教師をしていた。2限目が終わったある日の午前中、日本語学部の幹部が電話をかけてきて、昼食会に参加できるかどうか聞いてきた。
日本では同様の食事会や会議は普通1週間前には連絡し、皆に時間を空けておかせる。
何日か後に、学部の幹部にこの話題を持ち出したところ、彼は「実は私は日本人の習慣をよく理解していると自負しているのだが、ただあの時の昼食会は上のクラスの幹部が参加する会だったんだよ。その幹部はいつもその場になってから段取りがつくので時間を決めるのが非常に難しいんだよ」と教えてくれた。
その後、私は他の機関で働き始めた。その時初めてあの時の幹部の苦労が理解できた。例えば、日本から来たゲストは中国人幹部と会わないといけないが、幹部の仕事がとても忙しく、時間を決めるのが難しい。そのため、いつも日本から来る1日前にようやく決定する。結局、私も「突然の連絡」をするしかなかった。
なぜ日本人の目には「突然の連絡」が「中国の特徴」と映るのか?
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