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黄海で発見された沈没船「丹東1号」、その正体は「致遠艦」 

人民網日本語版 2015年11月11日09:55
黄海で発見された沈没船「丹東1号」、その正体は「致遠艦」 

遼寧省の関連部門が11月7日に発表した情報によると、国家文物局水中文化遺産保護センターと遼寧省文物考古研究所は北京市でこのほど、沈没船「丹東1号」水中考古調査プロジェクトの専門家による論証会を開いた。国家文物局、中国社会科学院考古研究所、北京大学、中国甲午戦争(日清戦争)博物館、中国船舶重工集団公司第701研究所などの各機関・各分野の専門家は、丹東1号は清王朝の北洋艦隊の「致遠艦」であるという結論を導き出した。光明日報が伝えた。

考古調査では磁気計という科学技術を用いることで、沈没船の鉄製の遺物の重さを約1600トンと推算した。資料に記載されている「超勇艦」の排水量は1380トン。致遠艦は2300トンで、沈没船の1600トンの艦体と一致する。また考古調査隊は2015年に、日本で作成された海図「黄海北部及び渤海」を入手し、致遠艦と楊威艦の沈没した位置を特定した。そのうち致遠艦は沈没船の位置に最も近く、誤差は1000メートル未満だ。また水中考古調査により、致遠艦のエンブレム入りのオーダーメイドの皿、これとセットで使用されたエンブレム入りの銀のスプーンが見つかった。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年11月11日


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