三菱電機はこのほど、最新の予防安全技術を開発した。車のライトで路面上に特別なマークを投影することで、周辺の歩行者と自動車に前進・バックもしくはドアを開けるといった情報を伝える。この技術により、夜間運転の安全性が高まることが期待されている。新華網が伝えた。
三菱電機のこの新技術は、車に搭載された小型LEDやレーザーで路上にマークを投影し、運転意図を周囲に通知する。車が前進する場合、前方に矢印のマークが、バックする場合、後方にアーチ状のマークが投影される。ドアを開く場合、ドアの近くの路面に扇型のマークが投影され、後方から来る自転車などに知らせることができる。この簡単で分かりやすいマークは、直観的に理解しやすい。
同技術は特に、夜間の路傍停車の安全性を高め、ドアを開く際に後ろから来る自転車との接触を避けることができる。また駐車場では、停車位置への出入りの際に別の車両との接触を避けることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月5日