2015年11月11日  
 

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中国人の海外不動産投資新傾向 不人気市場にも進出

人民網日本語版 2015年11月10日09:28

資産配置の多様化のためであれ、子供の留学や教育、移民を検討するためであれ、中国人が海外で不動産業に関わることがますます当たり前になっており、海外での不動産購入がより一層理性的になっている。一財網が伝えた。

目下、米国カリフォルニア州、オーストラリア・メルボルン、英国ロンドンなどに進出することは全く目新しいことではなくなった。中国の不動産購入者の視線は、不動産価格が今は安いが今後の値上がりの可能性が大きい人気のない都市に向けられている。中国の不動産価格と比較すると、こうした都市の価格は中国の三線都市や四線都市と変わらない。

▽「長期休暇が終わると、不動産購入希望者が増える」

海外不動産情報サービスサイトの居外網の葛弈婕・中国エリア総経理の話によると、「中国の不動産購入者が最も好む投資先ランキングで、トップの米国、続くオーストラリアと英国などは留学や移民に関係がある人気国だ。だがこうした流れに変化が生じつつある。たとえば日本やタイなどの新興国の不動産市場がますます多くの中国人投資家を引きつけている。また中国のバイヤーの米国やオーストラリアへの注目は徐々に一線都市から二線都市、三線都市へと移動している」という。

また葛総経理は、「長期休暇が終わると、弊社サイトのアクセス数が目立って増加する。たとえば日本などは、観光旅行が中国人に不動産購入の動機を提供している」と話す。

今年の国慶節(建国記念日、10月1日)長期連休には、ある中国人投資家が14億円で東京の住宅2軒を購入した。同サイトが発表した不動産購入意向指数によると、今年第2四半期(4-6月)の中国人の日本の不動産購入意欲指数は前期に比べて54%上昇し、前年同期に比べると730%もの上昇になった。


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