アフリカ連合(AU)のヌコサザナ・ドラミニ=ズマ委員長は4日、南アフリカのヨハネスブルグで開催された中国・アフリカ協力フォーラムサミットで、「中国とアフリカの包括的・戦略的協力パートナーシップは、アフリカの貧困削減事業にチャンスをもたらすだろう」と述べた。人民日報が伝えた。
ズマ委員長は挨拶の中で、「絶えず強化される中国とアフリカの政治的・経済的なつながりは、アフリカに大きな影響をもたらす。中国のアフリカへの投資と、中国・アフリカの友好政治関係は、アフリカの貧困削減支援に向けた重要な一歩になった。中国の急速な経済発展と工業化発展は、アフリカ諸国も合理的な援助を獲得すれば、同じように貧困を削減できることを意味している」と述べたほか、「中国・アフリカ協力フォーラムが始まって以来、双方の協力は大きな成果を収めた。双方の政治的・経済的なつながりの強化は、青年の就業に直接的な影響をもたらすだろう。我々は、どのような分野に注目すべきか、どのような分野がアフリカ人の貧困脱却に役立つのかを見極める必要がある。中国は青年の発展に注目してこの問題を解決した。アフリカも青年と青年企業家の発展にフォーカスしなければならない」と指摘した。
ズマ委員長はまた、「中国が発表した協力計画は、アフリカ諸国の全面的な貧困改善に向けたロードマップとなった。中国・アフリカ協力フォーラムは、中国とアフリカの真のパートナーシップを代表するものだ。我々は、我々が直面する最大の試練に打ち勝つ能力がある」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年12月6日