世界反ファシズム戦争勝利70周年記念画集に中露元首が言葉を寄せる

　中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたり、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は『歴史を銘記し平和を守る――世界反ファシズム戦争勝利70周年記念』画集に言葉を寄せた。人民日報が伝えた。

　習主席は「中露両国はそれぞれ第2次世界大戦のアジアと欧州の主戦場であり、中国とロシアの人々はアジアの戦場と欧州の戦場の主力軍として、世界反ファシズム戦争の勝利に不滅の歴史的勲功を立てた。中露両国の人々は苦難を共にした。中国国民はロシア国民と共に平和を守り、発展を促進し、鮮血と命によって書かれた歴史を揺るがず守り、人類運命共同体の構築、世界の平和・発展の促進のために一層の貢献をする」と表明した。

　プーチン大統領は「今日、一部の国は歴史を改竄し、ナチスおよびその共犯者に大義名分を与えようとしている。このような恥知らずな行為は極めて危険だ。彼らは新たな紛争を挑発し、新たな恨みと暴力をもたらしている。だからこそわれわれはなおさらに共通の歴史の記憶を重視し、戦争の真相を揺るがず守るべきだ」と表明した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年12月4日