2015年11月26日  
 

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世界の気候変動対策への中国の貢献

人民網日本語版 2015年11月26日16:14

 習近平国家主席は11月29、30日にパリで国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に出席する。今年は気候変動の多国間プロセスにおける重要な1年であり、COP21は気候変動対策プロセスの重要な節目だ。中国はCOP21で他の国々と共に努力して、共通だが差異ある責任の原則、公平原則、各自の能力の原則の下、全面的で均衡ある、力強い成果を挙げることを期待している。(人民日報「鐘声」国際論評)

 気候変動は全人類共通の試練であり、世界各国が手を携えて協力し、共同で対処する必要がある。国際社会は国連気候変動枠組条約を締結し、公平原則、共通だが差異ある責任の原則、各自の能力の原則を明確にしたが、近年気候交渉は具体的進展を得ていない。このグローバルな難題を前に、人々はCOP21が2020年以降の気候変動対策の国際メカニズムの問題について合意に達することを期待している。

 気候変動に対して、中国は常に国際的な責任と義務を積極的に担っている。中国の指導者が指摘したように、中国にとって気候変動対策は持続可能な発展の内在的要請であり、責任ある大国として尽くすべき国際的義務でもある。

 中国は気候変動対策を持続可能な発展を推進するチャンスと見て、気候変動対策を発展戦略に融合させ、国情に合った低炭素発展路線を積極的に探っている。2014年の中国の単位GDPあたりエネルギー消費量、二酸化炭素排出量は2005年比でそれぞれ29.9%、33.8%減少した。今年6月に中国は国連気候変動枠組条約事務局に「気候変動対策行動の強化――中国の自主的貢献」を提出し、2030年までに単位GDPあたり二酸化炭素排出量を2005年比で60~65%削減し、非化石エネルギーが一次エネルギーに占める割合を20%前後に高め、森林蓄積量を2005年比で45億立方メートル前後是増加し、二酸化炭素排出量のピークを2030年前後にし、かつその早期実現を目指すとの壮大な目標を確立した。同文書は中国の気候変動対策強化の目標と政策措置を世界に示し、COP21に建設的パワーを注入した。中国共産党の第18期中央委員会第5回全体会議が打ち出した緑色発展の理念は、エコ、低炭素、気候適応型経済へのモデル転換という決意を存分に示した。中国の決意と行動を国際社会は一致して称賛している。ドイツのメルケル首相は、中国は気候変動問題で「勇敢な一歩を踏み出した」と指摘。中国が責任あるエコノミーであり、初めてこうした約束をした新興国であることを強調した。


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