中国・アフリカ協力フォーラムサミットが12月上旬に南アフリカ・ヨハネスブルグで開かれ、中国の習近平国家主席が出席する。中国・アフリカ関係の発展に関する習主席の近年の重要な発言から、人々は中国・アフリカ関係の方向性を理解し、把握することができる。人民日報が伝えた。
(1)中国・アフリカ協力は全方位的協力
今後、国際情勢がどう変化しようとも、中国はこれまで同様にアフリカの平和と安定、繁栄と発展、国際問題への平等な参加の支持者であり促進者であり続ける。中国・アフリカ協力は全方位的協力だ。中国は全てのアフリカ諸国との友好関係の発展を重視している。国の大小、強弱、貧富に関わらずだ。
――2013年3月19日、北京でBRICSメディアの共同インタビューを受けた際。
(2)開拓精神は中国・アフリカ協力の水準を高める重要な手段
中国・アフリカ関係の本質的特徴は真摯な友好、相互尊重、平等互恵、共同発展だ。中国・アフリカ関係が盛んな生命力を維持するには、時代に合わせた進歩、開拓・革新が必須だ。半世紀余り、中国・アフリカ関係発展の重要な時期のたびに、双方は遠大な視点に立ち、中国・アフリカ協力の新たな一致点と成長点を見出し、中国・アフリカ関係の新たな飛躍を推進してきた。
――2013年3月25日、タンザニア・ジュリウス・ニエレレ国際コンベンションセンターでの演説。
(3)真実親誠
新たな情勢の下、中国・アフリカ関係の重要性は下がるのではなく高まっている。双方の共通利益は減少するのではなく増加している。中国は対アフリカ関係発展に対する取り組みを弱めるのではなく強化している。アフリカの友人に対してわれわれは「真」を重視している。対アフリカ協力について、われわれは「実」を重視している。アフリカとの友好の強化について、われわれは「親」を重視している。協力における問題の解決で、われわれは「誠」を重視している。
――2013年3月25日、タンザニア・ジュリウス・ニエレレ国際コンベンションセンターでの演説。