写真は「文刀米」さんの微信のアカウントより |
江蘇省南京市に住む劉瑶さん(55)の個性あふれる自撮り写真がここ数日、微信(WeChat)のモーメンツで大きな話題になっている。
写真を見ると、自作の服を着て、スカーフや帽子をかぶっている劉さんが、笑顔で写ったり、物思いにふけったりしている。どの写真にもメッセージが込められており、あるネットユーザーは、「中年の森ガール」、「自撮り狂」、「極端なdiy好き」、「アーティストスタイル」などと絶賛している。
劉さんはカメラを三脚に固定し、セルフタイマーを利用して撮影。多くのネットユーザーが「本当に55歳の女性?」と目を丸めている。
劉さんの写真を発見したファッション誌の編集者「文刀米」さんが、微信のアカウントに、「劉さんの『自撮り写真』を見て、ココ・シャネルを思い出した」と書き込むと、一夜の内にモーメンツに拡散し、10時間で閲覧回数が50万回近くに達した。ネットユーザーの多くが、「劉さんに会ってみたい」との声を上げると、「劉さんに似合う帽子を提供したい」とするデザイン会社も現れた。また、「50歳になるのは怖かったけど、今は年を取るほど充実し、年を取ることが怖くなくなることが分かった」、「自分が年を取っても、こんなふうに夢が実現できたらいいな」などの声も寄せられている。
「人民網日本語版」2015年12月3日