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中国の二酸化炭素観測衛星、搭載設備が開発の最終段階に

人民網日本語版 2015年12月07日13:47

中国科学院長春光学精密機械・物理研究所が開発する「カーボン衛星(二酸化炭素観測衛星)」に搭載される設備が、熱真空試験を順調に完了し、実験室内での較正を開始した。カーボン衛星に搭載される設備の開発は、ラストスパートの段階に入った。科技日報が伝えた。

二酸化炭素の世界的な分布および変化の流れを効果的に把握するため、中国科学技術部(省)の国家ハイテク研究発展計画(863計画)は、第12次五カ年計画期間中に「世界二酸化炭素モニタリング科学実験衛星と応用モデル」という重大プロジェクトを設けた。

同プロジェクトは二酸化炭素のリモートセンシングを足がかりとし、高スペクトル二酸化炭素探知機、マルチスペクトル雲・エアロゲル探知機を搭載した高空間分解能・高スペクトル分解能の世界二酸化炭素モニタリング科学実験衛星を開発・発射するというもので、高スペクトル衛星地上データ処理・検証システムを構築し、世界・中国・その他の重点地域の二酸化炭素濃度のモニタリング能力を形成する。モニタリング精度は4ppm以上に達し、中国の高スペクトル大気中気体観測能力を世界先進水準に引き上げる。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年12月7日

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