国防科技大学航天科学・工学学院が発表した情報によると、小型衛星「天拓3号」のメイン衛星「呂梁1号」に搭載された衛星搭載自動位置情報伝送・監視装置(ADS-B)が、全世界の航空目標の準リアルタイム監視、航空交通量の測定を実現した。集められたデータは航空安全、航空路線の改善、航空管制、航空効率の向上に向け、情報サービスを提供する。これは中国初のADS-Bの受信試験が成功したことを意味する。人民日報海外版が伝えた。
専門家によると、ADS-Bはマレーシア航空やエアアジアの墜落のような航空事件を効果的に回避することができ、大量のデータの中から航空管制、物流調整、経済運行の観測にとって価値ある情報を抽出することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月13日