2015年海外進出した中国の映画やドラマ特集 (4)

4、「大好時光(Good Time)」

ヒットメーカーの王麗萍（ワン・リーピン）が脚本を手掛け、夏暁昀(シア・シアオウィン)が監督を務めた「大好時光」では、人気俳優・胡歌(フー・ゴー)や王暁晨(ワン・シャオチェン)らが共演し、放送開始から高視聴率を維持している。同ドラマは製作時から海外進出を念頭に置き、石庫門や外灘などを含む、上海のランドマークである建物が登場する。ネットユーザーからは、「上海の宣伝にもってこい」との声が上がっている。

昨年11月、日本の福岡で開催された「アジアドラマカンファレンス (ATDC) 10周年記念 特別表彰式」で、胡歌はドラマ「大好時光」と「生活啓示録」などが、アジアドラマの発展に寄与したとして、特別表彰を受けた。

「大好時光」は、米国の中国語テレビ局で、ゴールデンタイムである夜9時に放送され、翌日午前11時に再放送が行われている。