2016年1月25日  
 

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中国で最も寒い村を訪ねて 零下52℃の世界 (2)

人民網日本語版 2016年01月25日15:01

では、現地の住民はどのように極寒をしのいでいるのだろう。また、普段はどんな暮らしをしているのだろう?まず、暖を取るための最も一般的な方法は「火壁」と呼ばれる、内部を伝わる煙の熱で暖を取るようになっている壁だ。「火壁」は中が空洞になっていて、石炭ストーブを燃やすと、壁が温かくなり、家全体が温まる仕組みになっている。

「火壁」の近くで、温度を測定して見ると、約75℃を指し、天井でも21-22℃を指した。そして、零下40℃の寒さでも、室内の温度は20℃以上あった。室内と屋外の差が60℃ほどということになる。

根河市は、大興安嶺山脈の北に位置し、標高は平均1000メートル以上。そのため、冬は厳しい寒さとなり、1年のうち8カ月は暖を取る必要がある。そして、「冷極村」と呼ばれ、現地の人は、夏の7、8月になると、室内の温度が下がると同時に、湿気対策として朝晩に「火壁」を温める。10月になると「火壁」を本格的に温めるようになる。

「人民網日本語版」2016年1月25日


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