米週刊誌「USニューズ&ワールド・レポート」は、公式サイト上で、世界60カ国を対象に、「最も良い国」の得点付けを行い、総合ランキングと項目別ランキングを発表した。総合ランキングではドイツが首位に立ち、中国は総得点6.3ポイントで第17位となった。報告によると、経済面での影響力については、中国は米国を上回り満点を獲得した。環球時報が伝えた。
中国に対する全体的評価は次の通り。
〇世界最古の文明発祥地の一つであり、世界最多の人口を擁している。
〇経済成長スピードが最も速い、世界主要エコノミーのひとつである。
〇1971年から、国連安全保障理事会常任理事国のひとつとなった。
〇グローバルな影響力が高まるにつれ、中国は海外に圧力をもたらした。それらの批判の声は、主に米国から上がっている。
〇また、中国の経済発展は、人口増加と自然資源とのバランス、拡大を続ける所得格差、汚染の深刻化など、中国国内にも圧力をもたらした。
〇世界銀行は、たとえ中国国民が貧困から脱出したとしても、中国が発展途上国であることには変わりがないと指摘している。