APEC調査　在中国外資系企業は収入増に自信

プライスウォーターハイスクーパース（PwC）がこのほど発表した2015年版アジア太平洋経済（APEC）のCEO（最高経営責任者）意識の報告書「中国は発展の新たな道を踏み出す：チャンスが呼んでいる」によると、中国は国内総生産（GDP）の増加率がこれから鈍化するとみられるが、在中国の商工界リーダーの多くが引き続きビジネスチャンスに楽観的な見方を示し、企業の方針決定者は今後3～5年の収入増加に対し落ち着いた態度を取っているという。新華社が伝えた。

24日に発表された同報告書は、在中国企業の方針決定者の視点から出発し、各種のビジネス信頼感指数やビジネス情勢、リスク、チャンスに対する分析をまとめたものだ。調査対象企業の上層部の70％が、「中国政府の発展促進に関連した政策が収めた著しい成果」を評価し、調査対象中国企業の上層部の72％が、「2020年までに中国の二線都市は地域経済の発展の中心地になる可能性がある」との見方を示した。（編集KS）

「人民網日本語版」2015年12月27日