2015年の主要経済データが19日、発表された。以下に掲げる10個のデータの動きと変化は、複雑に入り組んだ国際情勢と高まり続ける経済の下方圧力を前に、中国経済が「穏中有進、穏中有好」(安定の中で成長し、安定の中で好材料を得る)という発展を実現したことを示している。新華社が伝えた。
▽GDP:成長率6.9%
2015年、中国の国内総生産は67兆6708億元となり、前年比の成長率は6.9%で、25年ぶりに7%を割り込んだ。第1四半期から第4四半期までの前年同期比成長率はそれぞれ7%、7%、6.9%、6.8%だった。複雑で変わりやすい国際情勢と、「三期畳加」(成長率のギアチェンジ期、構造調整の陣痛期、過去の刺激策の消化期の重なり)と呼ばれる国内の局面に向き合う中、「中高速成長」という目標に合致した経済成長率を保ち、世界経済の成長に対する25%以上を超える貢献率を実現したことは、容易なことではなかったと言える。