北京市で初となる現代的な低床式路面電車が、6月17日に北京国際都市軌道交通展覧会に登場した。将来的には通州サブセンター、豊台区、亦荘開発区などの路面電車として使用される可能性がある。中国科学報が伝えた。
列車は双方向の運転が可能で、設計上の速度は時速80キロ。車体はカーボンスチール製で、軸重は12.5トン未満。大パワートラクションバッテリーを搭載し、電線のある区間でも、ない区間でも運行が可能。同車両は安全、グリーン、エコ、スタイリッシュ、軽量で人にやさしいといった設計理念を融合した。客室は広々とし、立っていても座っていても外の風景を眺めることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月18日