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外交部、フィリピンに仲裁手続きという誤った行動の即時停止を促す

人民網日本語版 2016年06月09日10:59

外交部(外務省)の洪磊報道官は8日の定例記者会見で、仲裁手続きという誤った行動を即時停止し、南中国海をめぐる争いの二国間の交渉による解決という正しい道に戻るようフィリピン側に促した。新華社が伝えた。

【記者】本日午前、外交部は南中国海をめぐる中比間の争いについて二国間交渉による解決を堅持する声明を発表した。今回の声明において、中国側は主に何を考慮したか。

【洪報道官】2013年にフィリピンは仲裁を一方的に申し立て、南中国海をめぐる争いを中国側との交渉によって解決する門を閉じ、両国関係を悪化させた。中比はかつて、海洋をめぐる争いの適切な処理について、二国間交渉を通じて解決することで数度共通認識にいたった。だが双方は、フィリピン側の訴えに対していかなる二国間交渉も行なっていない。

フィリピンが一方的に南中国海問題の仲裁を申し立てたことは、二国間の交渉によって争いを解決するとの中比が合意し、繰り返し確認した共通認識に背き、「南中国海における各国の行動宣言」における約束に背き、国連海洋法条約の紛争解決メカニズムの乱用であり、国連海洋法条約を含む国際法に合致しない。

二国間交渉の門は常に開かれている。中国側は引き続き歴史的事実の尊重を基礎として堅持したうえで、国際法に基づき、南中国海問題をめぐるフィリピンとの争いを二国間交渉を通じて解決する

仲裁手続きという誤った行動を即時停止し、南中国海をめぐる争いの二国間の交渉による解決という正しい道に戻るようフィリピン側に促す。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年6月9日

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