今月19日は「父の日」で、両親と一緒に旅行に行くのが、大勢の子ども達にとって愛情表現の1つのスタイルになっている。各地の大手旅行社を18日に取材したところ、今年の父の日は高校受験や大学受験の後に来るため、例年に比べ、観光市場には「パパの影」が色濃くみえる。テーマパークや避暑などを主題にした近場の旅行が最も人気を集めているという。人気沸騰の夏休み旅行市場の訪れを間近に控え、今は予約・旅行の1回目のピークを迎えている。「楊州晩報」が伝えた。
中国国旅(江蘇)揚州国際旅行社有限公司の蘇謙社長は、「上海ディズニーランドがテーマパークの中で一番人気なのは間違いない。18日出発の2日間のツアーは1週間前には予約で一杯になった。今年の父の日はちょうど受験シーズンが終わった後で、子ども連れ家族旅行の条件がそろい、旅行熱は母の日を上回る」と話す。
家族旅行だけではない。「子どもが両親を連れて行く旅行」が父親への親孝行のスタイルの1つになり、今年の父の日には、こうした人気のプレゼントを父親に贈る人が少なくない。
開発区の企業の中間管理職の楊さんは、「父も母も高齢のため、旅行に行って楽しむ機会はなかなかなかったので、父の日のツアーを予約して、両親に旅行を楽しんでもらい、親孝行したい。両親はどちらも70歳を過ぎており、北京に行きたがっているので、旅行会社に行ってよさそうなツアーを予約した。18日に出発する。二人ともとても喜んでいる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月19日