伝統行事・端午節(端午の節句、今年は6月20日)に合わせて、20-22日が3連休となった中国。21日は「父の日」も重なったほか、18日は各オンラインショップが販売促進キャンペーンを実施し、多くの若者はここ数日忙しい日々を送っている。ネット通販サイト「蘇寧易購」のビッグデータが示す消費者動向によると、端午節(20日)に一番人気だったのは「肉粽」(42.7%)だった。一方、父の日だった21日に最も人気だったのは、「靴・衣類」(51%)だった。新京報が報じた。
最も人気なのは肉粽
中国では端午節に粽を食べる習慣があるため、粽の売上が大きく伸びる。「蘇寧易購」の統計によると、ここ1週間の粽の販売量が、前月同期比10倍になった。
粽の具は多彩だが、最も人気の具は何なのだろう?その答えは「肉」で、42.7%が肉入り粽を選んだ。また、こし餡やナツメなどが入ったあまい粽を選んだ人も42.6%と、肉入り粽と肉薄状態となっている。両方が好きという人も14.7%いた。
その他、今年は値段が高く、豪華なラッピングが施されている粽の売上が大幅に減少し、消費者が一層理性的になっていることを示している。統計によると、粽を購入する際にギフト用ラッピングを選んだ人が44%と、昨年の63%から19ポイント減となった。多くの人は普通のラッピングを選んでいる。