中国の習近平国家主席のポーランド訪問を前に、両国間の文化交流活動が相次いで開催され、首都ワルシャワでは濃厚な中国の雰囲気が感じられる。6月14日、写真展「美しい中国、美しいポーランド」がポーランド科学アカデミーで開幕した。中国国務院新聞弁公室の郭衛民副室長は「今回の写真展は『美しい中国、美しいポーランド、中国とポーランドの友情』をテーマとし、両国の自然、人、文化及び友好交流を示す40枚余りの写真を展示することで、両国の自然、歴史、文化、交流を示し、両国の観衆が互いの理解と認識を一層深めるものとなっている」と述べた。
ポーランド紙の担当者は「一枚一枚の写真に物語りがあり、人々の心を動かすものだ。人々はポーランド・中国両国民の友好的交流の長い歴史に驚嘆するだけでなく、両国民の厚い伝統的友情を感じることができる」と指摘した。
同日午後、中国関連書籍の展示即売がワルシャワで始まった。中国の政治、経済、文学、歴史、文化などに関する100点近くの優れた書籍が、ワルシャワ、クラクフ、グダニスクなど9都市の書店100店で販売される。今回の展示即売では英語版以外に、ポーランド語版も20点あり、ポーランドの読者が中国の歴史、文化、現会社会を感じ、中国の歩んできた非凡な道と発展の成果を知ることができるようになっている。
同日、ポーランド初の「中国図書センター」設立式がワルシャワ社会人文大学東アジア文明研究センターで行なわれた。同大学学長は「中国図書センターの設立はポーランドと中国の友好促進にプラスであり、より多くのポーランドの友人がより手軽に中国の書籍に触れ、中国の情報に速やかに触れ、中国の文化をより良く感じ、中国の発展に注目することになる」と述べた。
設立式後、中国外文出版発行事業局は東アジア文明研究センターに政治、経済、文化、歴史など中国がテーマの図書200点余りを寄贈した。今後5年間、中国側は東アジア文明研究センターに毎年中国の図書300点を寄贈する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月17日