2016年6月17日  
 

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合肥市を中国最大の家電製造拠点に成長させた日本人

人民網日本語版 2016年06月17日13:39

仕事で安徽省合肥市に来ることになり、小さなエピソードに感動して合肥が好きになり、現在、合肥が仕事のホームグランドになっているのは、ワールプール(中国)の総裁アシスタントを務める河邑宗一さん(61)。同市に来て8年になる河邑さんは今後もここで仕事を続け、現地の発展に貢献したいと考えている。三洋電機の合肥市の現地合弁企業・合肥栄事達三洋電器でも、ワールプールでも、合肥市が中国最大の家電製造拠点に成長する過程や家電の輸出販売において、河邑さんは知恵と力を注いできた。中安在線が報じた。

8年前に合肥に来ることになった河邑さん

8年前、河邑さんは日本で三洋電機に勤務していた当時、三洋電機の合肥市の現地合弁企業・合肥栄事達三洋電器の家電製品は品質が良く、信頼でき、高い競争力もあるので、海外市場で販売しても全く問題ないと考えていた。そのため、栄事達三洋が海外業務部を立ち上げると、業務や運営をさらにスムーズにするため、河邑さんは2008年12月に合肥市に来て、今に至っている。

合肥市で生産した家電製品を日本で販売するため、栄事達三洋は09年、新しい生産ラインを設置。全体的に見ると、商品の性能は設計どおりだったものの、黒く汚れているところがあったり、傷があったりと、細かい問題があったため、当時の管理層から細かいところまで完璧にするようにという指示があった。河邑さんは「中国の同僚たちは学習能力が非常に優れているので、短期間でそれらの問題を解決できる」と思ったという。

合肥市で暮らした8年の間で、河邑さんには忘れることのできないあるエピソードがある。それは12年4月のこと、河邑さんは財布をタクシーに忘れ、もう見つからないと思っていたところ、1時間もしないうちに、女性の運転手が自ら財布を届けに来てくれた。財布が戻って来た時、河邑さんは、「合肥が大好き」になったのだという。


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