予定時間を30分早め、上海ディズニーランドは16日11時30分、正式に開園した。開園に伴い、ホテル、観光、小売、交通などの産業がけん引される。ディズニーランド周辺のホテルは予約で満室になっており、宿泊料金は2−3割ほど高めに設定されている。ディズニーランド周辺の民宿もリフォームし、観光客を集めている。
旅行サイト「驢媽媽」によると、上海ディズニーのチケット、100以上のツアー商品の売れ行きが好調だという。開演後初の一週間に、観光客数が最多になり、開園後の2回目の週末が観光のピークに、開園初日がそれに続く。観光客全体に占める子供の割合は10分の1で、家族・カップル・親子向けのチケットが好評を博している。家族客、カップル客が中心になっている。
如家、華住などのチェーンホテルは3年前より、ディズニー周辺のレール交通駅周辺に展開している。ディズニー周辺のホテルは予約で満室となっており、宿泊料金は2−3割ほど高めに設定されている。
民宿もディズニー経済にあやかろうとしている。
李さんは浦東新区川沙で民宿を経営している。李さんは第一財経報の記者に対して、「私と同じように、ここの多くの人は数カ月前に短期賃貸物件をリフォームし、ディズニーをテーマに部屋を貸し出している。効果はてきめんで、数カ月前から予約が入り始めた。現在、宿泊料金は50%ほど上がっている。私たちは短期賃貸サイトと協力しており、効果が出ている」と語った。