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中国でリメイクされる日本のドラマ、アニメ  (5)

人民網日本語版 2016年06月28日08:52

「世界の中心で、愛をさけぶ」

(ストーリー)主人公の朔太郎とアキは、高校生になり、互いに恋に落ちていくものの、出会って3年目に、アキが白血病にかかり、亡くなってしまう。朔太郎は、アキとの約束の場所オーストラリアに行き、二人は幻の中で再会。二人の思い出を中心にストーリーが展開される。

中国版「世界の中心で、愛をさけぶ」は、韓国のクァク・ジェヨン監督がメガホンを取り、俳優の欧豪(オウ・ハオ)や女優の張慧■(チャン・ホイウェン、■は雨かんむりに文)が主演。8月26日に封切られる。クァク監督によると、「日本版には多くの登場人物をめぐるエピソードが盛り込まれているが、中国版は主人公2人に的を絞っている」。

ドラマや映画のリメイクを通して、国と国の文化交流を行い、相手の長所に学び、相手をよく知ることができる。中国にとっては、これがイノベーションの発展の基礎ともなっている。ただ、リメイクは、内容の新鮮さや映像のクオリティ、キャスティングなどが課題で、その課題を克服できなかったために、不調に終わったリメイク作品も数多い。

リメイク版を、完全否定したり、必要以上の期待をかけたりする必要はない。リメイク版のポイントは、「いいとこ取り」。原作の基礎を十分に尊重、理解したうえで、リメイクするのだ。その表面的な部分を再現させるのではなく、真髄を伝えなければならない。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年6月28日


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