次に「食」だが、通常1日1食だが、量が多く、質も高い。提供されるのは高級ドッグフードだ。
ただ、麻薬探知犬の仕事は過酷で、夜勤も日常茶飯事だ。
現在、4匹の主な「仕事場」は、寧波櫟社国際空港で、麻薬密造地帯から来る飛行機の乗客や荷物の検査を行う。また、黄金の三日月地帯(アフガニスタン 、パキスタン、イランなど)やペルー、コロンビアなど、麻薬・覚醒剤密造地帯から来るコンテナの抜き打ち検査をするほか、早朝2時から6時までは輸出入の宅急便の荷物全てを対象に検査を実施する。
また麻薬探知犬は、一生独身を貫かねばならない。同税関の麻薬探知犬は全て雄犬だが、麻薬探知という重大な責任を負っているため、任務遂行中は「恋愛禁止」となる。恋愛すると、注意力が散漫になり、仕事に影響するからだ。一般的に、麻薬探知犬は8歳で引退となり、老後は「公務員」と同じ待遇を受けられるという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月29日
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