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人民網日本語版>>経済

商務部が経済ホットポイントに回答 英脱EUの吉凶は

人民網日本語版 2016年07月06日15:43

商務部(商務省)は5日に定例記者会見を開催した。沈丹陽報道官は、国内外の多くのメディアが注目する経済のホットポイント、たとえば同部が今後5年間の計画をどのように立てているか、英国の欧州連合(EU)離脱は中国にとって凶か吉か、中日韓自由貿易協定(FTA)の交渉の進展状況はどうかなどについて、それぞれ答を出した。

英国のEU残留・離脱をめぐる国民投票がグローバル市場に大きな混乱をもたらしている。こうした国際的環境の下、中国と英国との経済貿易協力、また中国と欧州との経済貿易協力の発展は今後どうなるだろうか。

この問題について沈報道官は、「中国と欧州との経済貿易関係の今後に引き続き十分な信頼感を抱いている。欧州や英国とともに、各分野での協力を深化させ、中欧経済貿易協力メカニズムの安定的な推移・発展を実現させ、中欧の全面的な戦略的パートナー関係の中味を持続的に充実させていきたい。英国の国民投票で脱EUが決定した後の情況の進展や影響に注目していく」と述べた。

沈報道官は中国企業の対外投資が英国の脱EUをはじめとする国際的要因の影響を受けるかどうかについて、「短期的にみれば、英国の脱EUをはじめとする一連の要因が国際金融市場の最近の動揺を激化させ、中国企業が直面する外部環境の不確定性を増大させ、企業の対外投資に一定の影響をもたらすことは確実だ。だがこうした直接的な打撃には限界があると考える。中長期的には、こうした影響はそれほど長く続くとは思えず、国際投資環境は日に日に改善に向かい、新しい投資チャンスも増え、全体として中国企業の対外投資協力にはより多くのチャンスがもたらされるようになる」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年7月6日

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