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世界大ヒット映画に登場する中国の絶景 神農架、張家界など (2)

人民網日本語版 2016年07月07日08:02

14年前、仏カンヌ国際映画祭でワールドプレミアを行い、翌年の第73回アカデミー賞では外国語映画賞を受賞した「グリーン・デスティニー(原題: 臥虎蔵龍)」は、世界中の人々に、中国一の竹林と言われる浙江省安吉県の「大竹海」の魅力を伝えた。印象深かったのは、周潤發(チョウ・ユンファ)演じる剣の名手・李慕白と章子怡(チャン・ツィイー)演じる貴族の娘・玉蛟龍が竹林で戦うシーン。彼らが繰り広げるのは戦いではなく、竹の海の中で披露される舞のようで、そのエレガントな美しさで、見る人を魅了した。

製作費が2億6100万ドル(約261億円)にもなった米SF大作「アバター」(09年)は、中国でも大ヒット。上映後、瞬く間に洋画の興行収入記録を塗り替えた。同映画では先住民族ナヴィが住む衛星パンドラに、特異な磁力によってできた、浮遊する「ハレルヤマウンテン」があった。ジェームズ・キャメロン監督によると、「ハレルヤマウンテン」は、中国の黄山を参考にしたのだという。しかし中国のネットユーザーからは、湖南省張家界にある景勝地「南天一柱」に似ているとの声が上がった。どちらにしても、「アバター」は、中国の景色にインスピレーションを受けており、登場する浮遊山、森林の樹木、大きな滝などの画面から、中国の山や水景色の雰囲気が伺える。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年7月7日


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