中国航天科技集団公司第一研究院が3日発表した情報によると、同院が開発を担当する「長征2号F」ロケットが同日北京を出発し、酒泉衛星発射センターに向かった。9月中旬には宇宙実験室「天宮2号」を打ち上げ、その後さらに有人宇宙船「神舟11号」を打ち上げる予定。これは中国有人宇宙事業の宇宙実験室任務段階の「重要な戦い」となる。科技日報が伝えた。
同ロケットは中国有人宇宙事業の「功労者」だ。1999年から2013年にかけて、同ロケット11発は神舟1号から10号、ドッキング目標機「天宮1号」を打ち上げ、宇宙飛行士10人を宇宙に送り届けた。その完璧な仕事ぶりは「神ロケット」という称号を得ている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月4日
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