中国航天科技集団公司が発表した情報によると、世界最大の宇宙船総組立、統合、試験センター(AITセンター)が先ほど天津市で全面的に竣工した。中国の宇宙ステーション計画の一部総組立・試験作業も、同センターですでに実施されている。科技日報が伝えた。
「衛星は複雑な宇宙環境に耐えられるだろうか?誰がその答えを出せるだろうか?」中国初の人工衛星「東方紅1号」を開発した当時、宇宙科学者の趙九章氏と銭驥氏はこの答えを追い求めていた。今や中国は地上に、宇宙船に各種宇宙環境をシミュレートさせる条件を備えている。
同センター建設プロジェクトの担当者である閻栄■氏(■は品の口が金)は「同センターは未来の中国次世代大型宇宙船の総組立や統合、試験を行う中心地だ。宇宙ステーションなどの大型宇宙船は、ここで誕生する」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月20日
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