中国インターネット情報センター(CNNIC)は3日、第38回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。新華網が伝えた。
成長率を見ると、オンラインデリバリーの上半期の成長率が31.8%に達し、2016年上半期の成長率が最も高いモバイル端末アプリコンテンツとなった。モバイル端末によるオンラインデリバリーの利用者はさらに大幅に増え、半年で40.5%増の1億4600万人に達した。つまり1億4600万人の中国人が、携帯電話で出前を頼んでことになる。オンラインデリバリー業界は高度発展段階に入っており、発展の高い潜在力を秘めている。
報告書は「都市部住民のインターネット利用水準の向上、個人の消費能力の顕著な強化に伴い、個性的な配送サービスによる消費習慣が徐々に形成されている。また中国の都市化の加速により、オンラインデリバリーサービスの需要が急速に拡大している」と分析した。
CNNICインターネット発展研究部の劉■副主任(■は品の口が金)によると、2016年上半期に最も注目を集めたモバイル端末アプリは、オンライン生中継だ。オンライン生中継のユーザー数は2016年6月時点で3億2500万人に達し、ネットユーザー全体の45.8%を占めた。そのうちチャットとゲームの生中継が資本の力により急発展しており、ネットユーザーの利用率は前者が19.2%、後者が16.5%に達している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月5日
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