国家統計局がこのほど発表した最新のデータによると、今年1~7月には、全国の外食産業の収入が1兆9567億元(1元は約15.1円)に上り、前年同期比11.2%増加した。一定規模以上の外食産業企業の収入は4967億元で同6.5%増加した。7月単月では2884億元で同10.9%増加した。
中国飯店協会の陳新華副会長は18日に行われた第17回中国美食節と第1回魯菜美食文化節の記者会見で次のように述べた。「目下、外食産業のモデル転換・バージョンアップには3つの流れがある。1つ目は価格が経済的でリーズナブル、食品が安全で衛生的、消費が便利で迅速なことを特徴とする大衆的外食産業が急速に発展しているという流れだ。2015年には、全国の外食産業収入が初めて3兆元の大台を突破し、そのうち大衆的外食産業の売上への貢献度は80%を超えた。2つ目はファストフード、火鍋、宴会などの新しい外食スタイル、新しい業態が急速に発展し、伝統的な外食が大衆的な外食へとモデル転換する過程で、結婚式の披露宴を筆頭に新スタイル・新業態が中級~高級クラス外食産業の経営モデル転換の突破口になっているという流れだ。3つ目は出前・配達とO2O(オンラインツーオフライン)のインターネット事業モデルとが深く融合し、15年には外食産業の消費額に占めるO2O出前の割合が5%に達したという流れだ」。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月19日
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