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アリペイ 現金引き出しに手数料 来月12日から

人民網日本語版 2016年09月13日13:43

「支付宝」(アリペイ)は12日に公告を発表し、2016年10月12日から、個人ユーザーが限度額を超えて現金を引き出す場合、0.1%の手数料を徴収することを明らかにした。1件あたりの手数料が0.1元未満の場合も0.1元を徴収する。個人ユーザーは一人あたり累計2万元までは無料で現金を引き出せる。限度額を超えた場合、アント・ファイナンシャルで貯めたポイントを充てて限度額を引き上げることができるという。

支付宝から引き出された現金は、本人名義の銀行カードまたは第三者の銀行カードに振り込むことになる。現金引き出し以外の、支付宝を利用した買い物、資産運用、保険購入、携帯電話料金のチャージ、水道・電気・ガス料金の支払い、各種受付、交通違反の罰金支払い、スマホアプリの支付宝からの支付宝口座への振り込み、返済などのサービスには手数料はかからない。利用者はこうしたサービスを無料で利用できると同時にアントポイントも獲得でき、現金引き出しの限度額に達すれば、ポイントで限度額を引き上げることも可能だ。

支付宝の公告によると、「余額宝」から資金を振り込む場合、本人の銀行カードまたは支付宝残高への振り込みでも引き続き手数料はかからない。だが来月12日以降、支付宝残高から余額宝に新たに移動した資金は支付宝残高にしか戻すことしかできず、直接銀行カードに振り込むことはできなくなる。

支付宝が公告で明らかにしたところによれば、手数料の徴収は、「総合的な経営コストが急速に上昇したため」とし、現金引き出しのルールを調整して部分的なコストダウンを図るのが狙いだという。

現在、支付宝の応用シーンがますます広がっている。国内では支付宝に対応するレストラン、商店、スーパー、コンビニが100万店を超え、ネットで配車予約ができる自動車は1千万台に達している。また支付宝による受付から交通費まで全プロセスをカバーする医療サポートサービスに対応した病院は2千ヶ所以上、全国347都市で支付宝の「都市サービス」が提供する各種料金の支払いや交通違反の罰金支払いなど便利なサービスを各種利用することができる。海外においても70の国と地域のオフライン商店約7万店が支付宝を導入している。これらの場所での支付宝の利用はすべて無料となっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年9月13日

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