非常食は大人が1週間食べられる量で販売されている。
日本は災害多発国。災害が発生するたびに、水や食べ物の確保が大きな問題となる。そのため、日本では20世紀半ばに、非常事態により通常の食糧供給が困難になった時でも食べられる「非常食」が登場した。生命時報が報じた。
当初、非常食は主に乾パンや瓶に入った水で、その賞味期限は約3年だった。そして、賞味期限を長くするため、乾パンには必要な調味料が加えられておらず、決しておいしいものではなかった。そのため、「生き延びるためでなければ、絶対にこんなものは絶対食べたくない」というのが多くの人の感想だった。しかし、近年日本では災害が多発しており、特に2011年の東日本大地震の後、多くの食品企業が非常食を研究開発する際、賞味期限や栄養だけでなく、味の向上にも取り組むようになった。
現在、非常食は本質的に変化している。例えば、「尾西食品」の非常食は各大手ネットショップサイトで販売量トップになっており、今一番売れている。同社の非常食は35種類あり、さまざまな野菜が入ったごはんやいろんな味のパン、ハンバーガー、肉系料理、おやつ、軽食、野菜スープ、飲み物などがある。また、大人が1週間食べられる量ごとに売られており、無駄が出ないようになっている。その他、全ての食品の賞味期限が5年になっており、ペットボトルの水の賞味期限は7年になっている。
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