2016年9月14日  
 

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日本の専門学校は「就職神器」 中国で人気に

人民網日本語版 2016年09月14日10:36

日本では、大学卒業後にいい仕事が見つからないよりは、専門学校に行って何か技術を身に付けておいたほうがいいという考え方を持つ人が増加している。そして、中国でも、必要な費用が比較的少なく、短期間でしっかりとした技術を身に付けることでき、就職率も高い日本の専門学校が「就職神器」とみなされるようになり、近年はこの種の学校が中国人留学生に人気となっている。環球時報が報じた。

日本の専門学校は、卒業すると中国の中専(専門学校に相当)、大専(短大に相当)などと同じほどの学歴が得られ、基本的に2年制となっている。主に実践を重んじて技術型の人材を育成する。日本の「専修学校教育白書(2015)」のデータによると、日本には現在、専門学校が大学の4倍以上に当たる3201校あり、在校生は約66万人となっている。学生には卒業すると、専門士の資格が付与される。日本の社会は「資格」を非常に重視し、専門的な仕事に就く際には、試験に合格しなければ得られない資格が必要になることがほとんどだ。「専門士」というのもれっきとした資格の一つだ。

日本の専門学校の95.6%は私立で、柔軟な学校経営に取り組み、時代のニーズに合わせた教育を提供する。例えば、近年では、流行しているペットやネイルなどを専門とする学校や学部が数多く新設されている。専門学校の就職率は、大学に負けずと劣らず、人気の専門学校の多くはオフィシャルサイトで「就職率100%」と豪語している。現在、日本は高齢化社会に突入しているのを背景に、看護やリハビリ、福祉などを専門とし、ニーズの非常に高い看護師などの医療スタッフを育成する専門学校の人気が高まっている。例えば、専門学校で学び、柔道整復師の資格を取ることができれば、卒業後に整骨院を開くことができる。


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