東京国際映画祭のオープニング・クロージング作品が決定！

マダム・フローレンス！夢見るふたり

第29回東京国際映画祭が10月25日から11月3日まで、日本の東京で開催される。先日、映画祭関連の新着情報で、今回のオープニング作品とクロージング作品が決定した。オープニング作品は、メリル・ストリープとヒュー・グラント主演の「マダム・フローレンス！夢見るふたり」だ。主演の2名はオープニングのレッドカーペットに登場する予定だ。クロージング作品は森義隆監督作品、松山ケンイチ主演の「聖の青春」だ。

「マダム・フローレンス！夢見るふたり」は、実話を基にしており、実在の米国の有名なひどい音痴の女性ソプラノ歌手が1944年にカーネギーホールでリサイタルを開き、満員にするという感動的なストーリーだ。この映画はすでに北米で上映されており、その評判も良い。映画評論家による映画レビューまとめサイトのロッテン・トマト上での評価は、新鮮度が86％、点数が7点だった。

メリル・ストリープとヒュー・グラントは「本作品がオープニング作品に選ばれ、とても光栄だと思う。同時に、日本に再度訪問し、美しい都市を体験し、グルメや芸術作品に触れられる事を非常に期待している」とコメントした。

「聖の青春」は、第13回新潮学芸賞の受賞作家の大崎善正氏の小説を基に製作された。原作小説はアマゾン書籍ランキングで5つ星の評価を得ており、幅広い層から愛読されている。村山聖の役作りのため、松山ケンイチは体重を増やしたのだという。この映画の主人公2人を演じる松山ケンイチと東出大将が東京映画祭開閉幕レッドカーペットに登場する。（編集TK）

「人民網日本語版」2016年9月6日