パンダは、そのかわいさで多くの人の心を鷲掴みにしているものの、パンダ同士の関係はそれほど親密ではない。また、パンダの交尾に対する意欲は、人の歯の根管治療に対する意欲と同程度だという。参考消息網が米紙「ニューヨーク・タイムズ」のサイトの報道を引用して報じた。
パンダは生態数が非常に少ないが、その原因の一つには性欲の弱さがある。四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地には、「パンダを救うのが目下の急務」と書かれた看板が掲げられている。しかし、パンダ自身にそのような「緊急感」はない。
そのほかの理由としては、発情期があまりに短いことが挙げられる。メスのパンダの発情期は春で、年にたった一度だけ。しかも、その期間は非常に短く、妊娠可能な状態にあるのは24-72時間だけだ。オスのパンダがその時に行動しなければ、次の年まで待たなければならないことになる。
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