二人っ子政策が実施されて1年近く経つが、二人っ子家庭における家族構成の変化は親子関係に変化をもたらし、子供にとっても両親にとっても大いなる試練になっていると言えるだろう。中国の衛生紙メーカー大手の維達は中国社会科学院人口・労働経済研究所や京東超市、宝宝樹と共同で10月10日、北京国家会議センターにおいて初の二人っ子家庭の親子関係に関する報告書となる「維達2016国民家庭親子関係報告」を発表した。中国日報が伝えた。
同報告書では、二人っ子政策の全面的な開放とともに、中国の家族構成と親子の理念が二人っ子の誕生と共に変化が生じているとしてる。また54.8%の家庭ですでに2人目の出産を控えているか、2人目の子どもが誕生しており、このような二人っ子家庭の「メンタル・タフネス指数」は一人っ子家庭よりも高いことが明らかになった。つまり二人っ子家庭はその家庭の構築と問題処理能力において、より優れているということになる。また二人っ子を持つ働く母親の74.1%は物事を処理する上でゆったりと構えており、80後(1980年代生まれ)と90後(1990年代生まれ)の両親71.1%は子供の成長に対してより寛容で、子供に100点を強要しないことも明らかになっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年10月11日
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