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2人目を望む女性は男性より多いというデータ

人民網日本語版 2016年06月16日16:15

「2人っ子」政策の全面実施後、多くの機関が女性の考え方についての調査を行なっている。広州世論研究センターが「2人っ子問題」に対する男性の考え方と姿勢を14日特別に発表した。調査では、全国において調査を受けた男性のうち66%が子供は2人産むのが最も良いと考えているが、高い生活コストの影響を受け、家庭全体における生活の質が落ちることを心配している。

データでは、大半の男性からみると、現代家庭に子ども2人がちょうどよいとしており66%にまで達した。また1人でよいと考えている男性も少なくなく26%だった。興味深いのが、「2人っ子」がちょうどよいとする男性の比率は女性より7%低く、「1人っ子」が良いとする比率は女性より5%高かったことだ。

子どもの成長に必要不可欠な医療と教育サービスが不足しているというのが男性の主な感想だ。たとえ公的サービス資源が最も行き届いている3大都市「北京、上海、広州」であっても、半数の男性が小児科医師と幼稚園が不足していると考えており、2年前の「単独二孩(夫婦のいずれか一方が一人っ子の場合、2人目の出産を認める制度)政策」を打ち出した時にも小児科医師と幼稚園数を憂慮している男性回答者は52%にも及び、女性と変わりはなかった。

専業主婦になりたくない女性が多数

広東省の小都市の発展に関する世論調査では、女性が出産後に退職することを支持する男性は41%に至っており、反対の33%を大きく上回った。一方、女性は53%に達する半数以上が反対だった。

女性の46%が「専業主婦」になった後に社会的地位が低下することを心配しているのに対し、男性は女性の半分の23%にとどまった。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年6月16日

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