また、王副委員長は、「男性重視・女性軽視という男児誕生を望む考え方こそ、新生児男女比のアンバランスを生み出す根本的な原因である。国家衛生・計画出産委員会は、このキーポイントを踏まえ、社会における男女平等思想の普及・PR活動に力を入れ、人々が考え方を根本から変えるよう導く方針だ。2013年、同委員会は『夢多き女児の自発的行動』キャンペーンを始動した。このキャンペーンは現在、20あまりの省(自治区・直轄市)で展開されている」と強調した。
最後に、王副委員長は、「男女平等の促進は、長期的な戦略任務であり、簡単に成功するはずはなく、苦労を惜しまない不断の努力が求められる。中国は、男女平等の促進や新生児男女比アンバランスの総合管理の問題において、一定の進展を得てきた。だが、人口発展の法則性から見た場合、新生児の男女比アンバランスがある程度まで是正されると、その後のさらなる是正はいっそう困難となる」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年10月12日
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