2016年7月11日は第27回目の世界人口デーだ。この日北京では世界人口デーの宣伝イベントと「健康中国行」の北京における宣伝ウィークスタートの式典が行われた。同イベントで中国の出生男女比は「7年連続低下」を達成し、妊婦と乳幼児の死亡率は共に減少傾向にあることがわかった。北京日報が伝えた。
国家衛生計画出産委員会の責任者は「中国には6億7000万人の女性がおり、世界の女性人口の5分の1を占めている。母子の健康を保障するため、国を挙げて一連の有効な対策を講じ、徐々に母子健康制度システムを完成させ、インターネットでのサービスを整え、そのサービスの質を向上させてきている。また注目を集める母子の健康問題の解決に全力を注ぎ、公平性と目標達成率をアップさせるほか、出生欠陥発生率の上昇を抑制し、出生男女比の『7年連続低下』を達成させた」と述べた。
出生男女比は一定期間内(通常は一年)に生まれた男児と女児の総数の比率のことで、女児100人に対する男児の人数で表される。国家統計局が算出したデータによると、2015年の出生男女比は113.51となり、2009年から数えて7回連続低下を達成した。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年7月13日
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