「紅窰里」の食堂の一角
姚氏は父の記憶を留めるため趣向を凝らし、専門的な業者を呼んで改築計画を立てた。民宿全体の建築物は工場内に残されていた赤レンガと瓦を採用し、ペンキを塗らなかった。鉄筋構造とガラスの壁を組み合わせ、すべての窰洞が独立した部屋となった。全部で36室あり、70人が宿泊できる。さらに食堂や酒蔵などもある。現在は独特な風格を持つ小型レジャーホテルになっており、素朴で時代を感じさせる。「紅窰里」は開業後、大人気ホテルとなった。
「紅窰里」は観光客を呼び込むため、農業パーク、果実回廊を設置。多くの観光客が散歩や記念撮影をして楽しんでいる。今後はさらに赤レンガを作る装置の展示エリアなどを開放する。また、観光客はレンガ焼き技術を体験できる。「紅窰里」は開業以来、村の30人以上の雇用問題を解決し、さらに多くの観光客を呼び寄せ、周辺地域への旅行の人気を高めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月9日
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