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人民網日本語版>>経済

世界経済を牽引する中国人観光客 買い物6841億元

人民網日本語版 2016年11月08日08:24

国家観光局がこのほど発表したデータによると、2015年の中国人の旅行者数はのべ41億2千万人に上り、一人が年に平均約3回旅行した計算になる。海外に出かけた人はのべ1億2千万人だった。「人民日報」海外版が伝えた。

▽中国人観光客の世界経済への貢献は多大

統計によると、2015年の中国人の海外旅行での買い物の規模は6841億元(1元は約15.4円)に達し、そのうち自由旅行の観光客の占める割合が80%を超えた。地域別にみると、日本、韓国、欧米の先進国では、一人あたりの平均買い物額が7千元を超える。英国・ロンドンのヒースロー空港では、1%しかいない中国人観光客が免税品の売上高の25%を担うという。

15年の中国人海外旅行者の一人あたり平均消費額は1万1625元に達した。これは中国人観光客の観光消費がバージョンアップしたこと、自由旅行者が買い物と食事により多く支出するようになったことが原因だ。

今や中国人観光客は旅の質をより重視するようになった。一般的に言って、旅行サービスの質の向上には消費水準のさらなる上昇が必要になる。中国社会科学院財経戦略研究院の魏翔准教授は、「北欧では、村にあるような民宿でも1泊200ユーロ(1ユーロは約115.5円)はかかり、星クラスのホテルよりも高い。だが個性的な旅を好むようになり、旅の質を重視するようになった中国人観光客にとって、これくらいの値段は障害にはならない。中国人観光客の消費の質向上が消費全体の規模を拡大させている」と指摘する。

観光産業への投資は以前は外国人観光客の専売特許だった。スペインのラ・ゴメラ島は気候が温暖で、風景が素晴らしく、大都市から遠いという特徴から、欧州諸国の観光客の投資先として人気がある。今では中国人観光客がこの島を訪れ、単なるリゾート地としてではなく、くつろぐと同時に投資のチャンスをつかまえるというケースがたくさんみられる。


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