「Love Letter」や「花とアリス」など青春をテーマにした映画がアジアで広く人気となっている日本の岩井俊二監督が29日、新華社の取材に応じ、「中国の映画市場は大きく、連携できる機会も多い」とし、「中国と連携して計画している作品が2つある」ことを明らかにした。新華網が報じた。
岩井監督は、第29回東京国際映画祭で取材に応えた。同映画祭のJapanNow部門で、岩井監督の特集上映が行われている。上映されているのは「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? 」、「Love Letter」、「スワロウテイル」、「ヴァンパイア」、「リップヴァンウィンクルの花嫁 」の5本。29日にはトークショーも行った。
ここ数年の中国の映画界との連携について、岩井監督は、「中国の映画市場は大きく、連携できる機会も多い」としたほか、最近中国でヒットした中国国産の青春映画「七月与安生(Soulmate)」のエンドロールに「岩井俊二監督に感謝」と書かれていたことに感謝を表して、「この作品の脚本を見たが、青春映画としてはスケールが大きく、波瀾に満ちている」と語った。また、「中国と連携して計画している作品が2つあり、うち1つが青春映画」と明かした。
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