「男性のDV被害者にも関心を」と専門家が警鐘 (2)

専門家は、このような状況について、以下の通り警鐘を鳴らしている。

「反DV法が施行されてから、被害者を含め社会の人々は、家庭内暴力は法律で禁止されている行為であるという認識を持つようになった。また、家庭内暴力の被害に遭った場合は、適切な措置を講じて自分自身を救わなければならないという自覚も徐々に生まれてきている。反DV法を『単なる女性を守る法律に過ぎない』と見なしてはならない。社会全体と各関係機関はこぞって、男性のDV被害者が勇気を出して声を上げ、助けを求められるよう、支援していかなければならない」。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年11月28日