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就職活動中の大学生 約半数が初任給3千~5千元希望

人民網日本語版 2016年11月25日14:22

中国青年報社社会調査センターはこのほど、就職活動中の大学生2001人を対象にアンケート調査を行った。「中国青年報」が伝えた。

調査によると、回答者の20.1%が「内定をもらっていない」と答え、42.0%は「1社から内定をもらった」、18.9%は「2社以上から内定をもらった」、7.9%は「すでに契約書に調印した」、9.8%は「起業を希望、またはすでに起業した」と答え、「その他」が1.3%だった。

就職活動で最も重視する要因は「給与と福利厚生」(57.0%)と「発展の見通し・可能性」(51.0%)の2つ。このほか、「職場の性質」(42.9%)、「職場の所在都市の発展レベル」(42.1%)、「職場の実力と評判」(41.3%)、「仕事の安定度」(35.5%)、「個人的嗜好」(26.5%)、「職場の人間関係」(22.3%)、「戸籍」(18.5%)、「仕事のきつさ」(16.6%)、「自宅からの距離」(11.9%)などが挙げられた。

初任給への希望をみると、「3千元以下」(1元は約16.4円)が8.1%、「3千~5千元」が52.9%、「5千~8千元」が28.7%、「8千~1万元」が7.1%、「1万~1万5千元」が1.7%、「1万5千元以上」が0.6%、「わからない」が0.9%だった。

北京の大学で就職指導員をしている元華さん(仮名)は、「自分の所属する大学にはすでに就職先が決まった学生が10数人いて、基本的にすべて体制内の重要な部門ばかりだ。面接の段階に進んだ学生もいくらかいる。うちの学科の卒業生は研究を続ける者や海外で研鑽を積む者が多く、本当に仕事を探している学生は半分ほどだ。北京にとどまりたい学生が多く、それは基本的に戸籍と企業の看板という2つの点を重視するからだ。実家に帰る予定の学生は安定を求めており、北京を離れる学生の多くが省都都市を選択する」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年11月25日

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