◆中国のスマート製品、世界の同業者も認める
今月ドイツで開かれた第7回中欧フォーラムハンブルクサミットで、ハイアール、振華重工などの中国製造メーカーは実例により、製造業の革新的発展の経験を共有した。中国企業のスマート製造の試みはサミットで、世界の同業者から認められた。
今年9月にドイツ・ベルリンで開催されたコンシューマーエレクトロニクスの見本市「IFA」で、中国スマートホーム製品が注目された。「IFA 2016」製品技術革新大賞で、中国企業9社が12賞のうち10賞を受賞した。
専門家は、「中国スマート製造技術、その産業化が近年急激に発展しており、大きな成果と効果を手にしている」と指摘した。例えばこのほど開発され注目を集めた「百度医療大脳」は、インターネット医療人工知能製品だ。これにより医師の作業効率を高め、患者の体験を改善することができる。また、スマート照明システム、「スマートレストラン」、スマート家電などの設備も、各社の取り組む目標になっている。
しかし、敖氏は、「中国スマートホーム製品のスマート化水準は、現在それほど高くない。これはユーザーの需要を十分に分析していないためであり、製品の均質化も見られる。また一般的な製品と比べ、スマートホーム製品は割高で、消費者にとって魅力的ではない。先ごろ閉幕した高交会(中国国際ハイテク成果交易会)で、スマートホーム製品を手がける多くの企業が、スマートホームは一つの系統的な取り組みであり、力を合わせなければ大規模な発展は実現できないと報告した」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月30日
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