同青書では、たとえ就業環境が良くても、一線都市は住みやすい都市であるとはいえず、「北京・上海・広州からの脱出」が今やひとつの社会現象となり、ホットワードであり、世間の話題の的となっていると指摘された。
同時に、同青書では、「とはいえ、四線以下の都市も住みやすさにおいて理想的な都市とはいえない。一線都市から脱出し、小都市に戻れば、就業チャンスは少なくなり、何をするにも『コネ』が必要となる。『父親の威光を笠に着る(原語:拼爹)』という言葉が、この現象を最もよく表しており、見知らぬ土地に行けばよそ者となるが、故郷に戻ってもよそ者の状態になっている」と強調されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月13日
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